「“it”がわかれば英語がわかる」 ―新刊紹介

2007年 10月 14日
作者: 代表 高山和子

「“it”がわかれば英語がわかるーSee It, and You’ll See English」 松本道弘著 光文社出版

松本道弘先生と和子

松本道弘先生と和子

この本の著者、松本道弘先生は私が大学生だった頃から、尊敬してやまない英語の達人の一人である。 今でこそ若い学習者は先生の名前も知らない人も多いであろうが、私の学生時代には、松本先生は英語を追い求める学生の間で 神様的存在としてもてはやされていた方である。 私が加わっていた大学のESSクラブのイベントで松本先生が講演に来てさり、会場を埋め尽くす何百人もの学生の前で、英語でディベートに関して1時間以上にわたり熱く語って下さったことに、当時の私は感激に言葉を失ったほどである。 その上 先生は、大勢の学生の中で、講演の後「話の内容をすべて理解していたみたいだね。 これからも頑張りなさい。」と私に励ましの声をかけてくださったのだ。 そして、あの時目の当たりにした先生の英語に対する気迫は 後々の私の英語人生にも大きな影響を与えている。

先生は、1940年大阪生まれ。 関西学院大学を卒業後、商社マンとして勤務する傍ら、独力で英語を磨き、同時通訳となり、NHKの上級英語講座でも講師を務められた。 今回 出版されたばかりのこの本は、英語学習者の壁であり、心となる”it”の様々な使い方を紹介している。 “it”なんて簡単に聞こえるかもしれないが、これが奥が深いのだ。 確かに、注意して英語を聞いてみると、日常会話は”it”で満ち溢れている。 そして、それを自由に使いこなすには、英語のセンスを磨かなくてはいけない。 「聴けて、話せて、読めて、書ける英語」を伝授したいと願う先生の、ワンランク上を目指す学習者への英語本である。

“Give it a try!”
(やってみよう。)

そしたら、

“You can make it.”
(うまくいく。)
“It takes time to learn to use ‘it’, if you want to get it right.”
(’it’ を使いこなすには、 きちんと理解しようとすると時間がかかる)

けど、

“It’s all worth it.”
(すべてやりがいがある。)
代表 高山和子

代表 高山和子 について

岡山県 津山市出身。英語講師。米国ドレーク大学大学院修士課程修了。帰国後、英語教育に携わり、'90年津山市にライト外語スクールを開校、本物の実力を身につけさせる指導に定評がある。国際ロータリー財団奨学生、英検1級、TOEIC 990点、国連特A級。 フル・プロファイル