英語の必要性、要求される今

2002年 9月 01日
作者: 代表 高山和子

今 世界はめまぐるしく変化している。 歴史の一ページが開かれようとする節目に私達は 直面しているのかもしれない。 こういう時代にあるからこそ、様々なメディアを通じて 最新の情報を入手し 国内外の情勢を知ろうとする事は この国際社会に生きる私達 一人一人に課せられた義務であろうと思う。 そして この情報社会においては、英語を媒体として膨大な量の情報が入手できるのだ。 たとえば、BBCは 24時間体勢で世界各国の最新のニュースを生の映像とともにお茶の間に運んでくれる。 英字新聞は 各国のニュースに加え 多岐に渡る専門家による情報分析の記事も多大に含まれており、日本のみならず世界の動向をいち早く察知する貴重な情報源である。

昨年 9月のニューヨークでの多くの犠牲者を出した あの忌まわしいテロ攻撃の衝撃から覚めやらぬうちに、各地で新たなテロ攻撃が行われ 今なお世界中で多くの犠牲者がでている。 また ワシントン郊外では 世間を震撼させた射殺事件が相次いで起こり、善良な市民の生活が脅かされた。 北半球と南半球の貧困の差は益々大きくなり、人々は一国の長期生存までも脅かす飢えとエイズによって死に絶えていっている。 こんな 状態に拍車をかけるかの様に 進展しているアメリカのイラク攻撃計画。 武力に武力をもっての対抗は悪の循環を生み、その中で弱者は犠牲を余儀無くされ、文明は尽く破壊される。 かつて戦争の辛苦を嘗めた日本ゆえに声を大にして戦争反対を訴えるべきだ。 近くて遠い国と言われてきた北朝鮮のヴェールは 今少しずつはがされ、これまでの拉致問題に加え、核開発の事実が判明された。 拉致問題の全容が解明され、核開発に断固たる歯止めがかけられない限り、日朝国交正常化も有り得ないと思う。 国内では出口の見えない不況に国民は苦しむという状態が続く暗い世相の中で、先般の日本人2名によるノーベル賞受賞の朗報は 私達に希望と夢を与えてくれるものであった。 また拉致被害者の24年ぶりのご家族との再会には自分の事のように感激したものだ。

この様 な 刻々と変化しつつある世界情勢の中にあり、英語を媒体として 何倍もの情報量が入手可能となる。 そして各分野の知識人たちの意見を聞くのも非常に役に立ち、英語は自分の世界を広げてくれる本当に素晴らしい道具であると再認識しているこの頃だ。 英語を通じて世界の情報を得ることは 私の内面に大きく影響している。 世界の各地で起こっている問題が直接的に私の生活に影響する訳ではないのだが、同じ地球上に生きている人間として他人事では済まされない。 今 この瞬間にも世界のどこかで飢えと戦争で息絶えていっている人々がいるという事実の前に 何も出来ない自分の無力さを感じる。 そしてこの思いは同時に私を謙虚にもしてくれる。 日々生存を脅かされてかろうじて生きていっている人々を思いやるにつけ、日常の些細な事に愚痴る自分を叱咤し、その日一日を大過なく無事に過ごせた事に感 謝する。 英語を媒体として世界の人々の生活を各人がより理解することで世界が直接に変わるとは思わないが、少なくとも問題意識をもって生きている人が一人でも多く なればこの世界はもっと住みよい場所となるのではないだろうか。 その為にも 今 英語の必要性はこれまで以上に問い直されている。

代表 高山和子

代表 高山和子 について

岡山県 津山市出身。英語講師。米国ドレーク大学大学院修士課程修了。帰国後、英語教育に携わり、'90年津山市にライト外語スクールを開校、本物の実力を身につけさせる指導に定評がある。国際ロータリー財団奨学生、英検1級、TOEIC 990点、国連特A級。 フル・プロファイル